やはりここ最近オーダーが立て込んでいる龍澤です。
と、いう訳で今回もそんな中でお作りしたオーダーメイドの一品を幾つかご紹介しましょう。
「大きめリボン！」というリクエストでした。
そのままだと間の空いたデザインになってしまいましたので、
こっそりビーズを足してあります。
ちょこっとなんですが可愛いですよね？
実はこのビーズの種類と配置に一番苦心したのは秘密です。
いえ、こういうのが一番センスを問われるんですよ。
何を隠そうこのラリマー、私の一番のお気に入りだったのです。
大きさといい透明感といい色の具合といい素晴らしい子なんですよ！
お勧めしたら気に入って下さって、
以前買ったグリーンカルサイトも一緒に、という話になりまして。
全体的なシルエットをクレッセントムーンにして、
エレガントにゴージャスに仕上げてみました。
でも一番のポイントはカルサイトが斜めに付いてるところですね。
オーダー者様の拘りポイントなのだとか。
第二弾でブログに乗せた羽付きハートを見て「これカワイイ！」と即決でした。
石もハート、表と裏のデザインもハート、持ち手のビーズまでハート。
表と裏は少しハートのデザインを変えました。
ペンダントにもしたいとのリクエストでしたのでその方が楽しめるかなと。
大元はこんな感じのを私が付けていたのですが、
それを見たとあるスタッフから追いはぎされるんじゃないかと思うくらい
「欲しい！」光線を目から出されたので、別に作ったのです。
そうしたら今度はそのスタッフが色々な人に見せびらかして、
結果「私も欲しい！」という方が出てきたという訳です。
ですがこれ、作る事自体はそんなに難しくはないのですが、
素材を揃えるのにとても時間がかかります。
まずメインの石が丁度いい形を探すのが大変。（厚みと形が命です）
次に蝶のパーツを探すのが大変。（大きさと色と質感が条件です）
そして全体的な仕上げ。
全部をしっかり噛み合わせなければできないものなので、
とてもではありませんが量産は無理です。
今回のポイントはクリスタルのビーズとルチルのビーズの組み合わせでしょうか。
作っている時も手がビリビリするような強いエネルギーを感じました。
作り手がこっそり拘ったのは留め具ですかね。
若干のサイズ調節ができるようなハートのマンテルを作ってみました。
ここ数年はマンテルがお気に入りの金具なんです。
外れそうに見えて外れませんし、引き輪やカニカンと違って指や爪が痛くなりません。
こうして輪っか部分を連ねればアジャスターも作れ、そして何より着脱が楽。
如何でしたでしょうか？
ほんの一部ではありますがお楽しみ頂ければ幸いです。
ワイヤーのセミナー受講者の方は是非参考にしてみて下さいね！
いつもありがとうございます。