2011年8月1日月曜日

伝説のスピーチ

みなさん こんにちは。
SHOPスタッフ宮原です。

8月に入りましたね。
我が家でも夏休みの息子が宿題と格闘しています。

先日、息子の後ろを通りすがり、たまたまノートが目に入ったのですが
感動したスピーチについて書いてありました!


「伝説のスピーチ」というタイトルでした。

当時12歳だったセヴァン・スズキという一人の少女が
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた「地球環境サミット」で
各国の指導者を前にしたスピーチの内容でした。


(中略)
 

私の世代には、夢があります。
いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や
蝶が舞うジャングルを見ることです。

でも、「私の子どもたちの世代は、
もうそんな夢を持つこともできなくなるのではないか?」
あなたがたは、私ぐらいの歳の時に、
そんなことを心配したことがありますか。
こんな大変なことが、ものすごい勢いで起こっているのに、
私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるような、
のんきな顔をしています。

まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのか、
はっきりわかりません。
でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。
あなたがたもよい解決法なんて持っていないっていうことを。

オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。
死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。
絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
そして、今や砂漠となってしまった場所に
どうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。

どうやって直すのかわからないものを、
壊しつづけるのはもうやめてください。

(後略)


これを読んだ時、ドキッとしました。
息子に聞いてみると、「自分がこの年の時に何をしていただろうか、
と思った時、何だか恥ずかしくなった。」と言うのです。

親としても、子どもたちの将来を思うと、このスピーチは私の心にも
大きく響くものでした。特に、今だからこそそれは大きく大きく響きました。
機会があったらぜひこのスピーチの全文を読んでみていただきたいと思います。

・・・昨夜・・・、息子とそんな話をしていたので、
今日は、お店のラリマーを見ては「美しい海」を思い出し
マラカイトを見ては「深い森」を思い、
タイガーアイの原石が「大陸の地層」に見え
丸玉の一個一個が「惑星」に思え・・・

店頭に並ぶ石たちが、地球の部分部分ということを改めて思い、
つくづく奇跡の星に生きているなぁということを
感じながら過ごした一日でした。

皆さんも角度を変えて見てみたら、違う何かを発見するかもしれませんね。

お読みいただきありがとうございます。